チャンバー(減圧室)
なぜか昔の記事で非公開のまんまのものがあったので1年の時を経て公開します
この写真はどこの写真だか分かりますか?
これは低圧訓練装置(チャンバー)です。
日本では航空自衛隊の入間基地、松島基地、浜松基地、築城基地と
JAXA(宇宙航空研究開発機構)にあるだけです。
パイロットが高高度で低圧や低酸素の状態が体に及ぼす影響を
理解し対処要領を学んでおく事は非常に大切です。
簡単に説明しましょう。
まずは、低酸素症です。
低酸素症とは酸素欠乏のために身体的、精神的に様々な機能障害が発生します。
例えば、倦怠感、脱力感、視覚障害、思考力の低下、手指の痙攣などなど。
パイロットにおいて上空での正常な判断や動作が行えなくなるは大問題です。
低酸素症にかかると簡単な計算すらまともに出来なくなります。
フライト中には緊張や疲労も加わりパイロットの頭6割と言われるのはこのためです。
地上で出来る事が上空では出来なくなる事はよくあることです。
だから地上でよく準備する事が必要になります。
低酸素症が進行すると最終的には意識喪失を起こしてしまいます。
さて、低圧による体に起きる障害を説明しましょう。
これは飛行機に乗られた事がある方なら経験されている方が多いと思います。
起きる障害が耳の膨満、聴力低下、眉間の痛み(降下時)、腹痛、歯痛(上昇時)などです。
特に風邪をひいている時には耳や副鼻膣が痛みやすいので要注意です。
その時にはバルサバ氏法と呼ばれるやり方で処置できます。
口を閉じて鼻をつまんで息を鼻に吹きこむと耳のつまりが解消されます。
健康管理もパイロットには大切な事ですね。
皆さんも安全に空の世界を楽しんでください
BY TETSU
この写真はどこの写真だか分かりますか?
これは低圧訓練装置(チャンバー)です。
日本では航空自衛隊の入間基地、松島基地、浜松基地、築城基地と
JAXA(宇宙航空研究開発機構)にあるだけです。
パイロットが高高度で低圧や低酸素の状態が体に及ぼす影響を
理解し対処要領を学んでおく事は非常に大切です。
簡単に説明しましょう。
まずは、低酸素症です。
低酸素症とは酸素欠乏のために身体的、精神的に様々な機能障害が発生します。
例えば、倦怠感、脱力感、視覚障害、思考力の低下、手指の痙攣などなど。
パイロットにおいて上空での正常な判断や動作が行えなくなるは大問題です。
低酸素症にかかると簡単な計算すらまともに出来なくなります。
フライト中には緊張や疲労も加わりパイロットの頭6割と言われるのはこのためです。
地上で出来る事が上空では出来なくなる事はよくあることです。
だから地上でよく準備する事が必要になります。
低酸素症が進行すると最終的には意識喪失を起こしてしまいます。
さて、低圧による体に起きる障害を説明しましょう。
これは飛行機に乗られた事がある方なら経験されている方が多いと思います。
起きる障害が耳の膨満、聴力低下、眉間の痛み(降下時)、腹痛、歯痛(上昇時)などです。
特に風邪をひいている時には耳や副鼻膣が痛みやすいので要注意です。
その時にはバルサバ氏法と呼ばれるやり方で処置できます。
口を閉じて鼻をつまんで息を鼻に吹きこむと耳のつまりが解消されます。
健康管理もパイロットには大切な事ですね。
皆さんも安全に空の世界を楽しんでください
BY TETSU
by cebutop | 2012-11-08 12:29 | その他