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急旋回訓練

今日はちょっと飛行訓練のお話です。

山岳飛行や飛行中の障害物からの回避は重要です。

そのイザと言うときにフルパワーで急旋回をしなければなりませんで、その訓練のお話しをします。

特に単独でこの急旋回訓練に出かける前には健康管理をしっかりしてください。
空腹状態の僕は単独飛行訓練で瞬時視界を失いましたが、即ロールアウト・・・超ビックリでした007.gif

急旋回訓練_f0210164_173879.jpg


セスナ172Maximum Rate Turns

この急旋回の飛行訓練の前に必ず地上でもう一度復習しておきましょう。
Va at All Up Weight-99kts
Va at 2100Ibs - 92kts
簡単にVaの説明をしておきましょう。
飛行機が乱気流に突入した際に、重たい機体は軽い機体よりも安定しているので、機体が破損する前にストールします。逆に軽い機体はストールする前に機体が破損されてしまうと言うことです。

また"G"についてもちょっと。。。(女性はこの"G"に強いと言われています)
通常の人はG+3~+4までが限界とされていますがこれも訓練次第ですね。
グレーアウト+5~+6Gでブラックアウト
この急旋回訓練でのGは、バンク角60度の場合は+2G、70度バンクで+3.8Gと言われています。
(今回のカメラマンは剣道3段にもかかわらず耐え切れずカメラを持つ手が少し落ちます)

では、次に上空での急旋回に入る手順です。

1、Lookout 他の飛行機や障害物等のチェック

2、Va Speed確認

3、エルロンとラダーを上手に扱いロール イン

4、バンク角45度を過ぎる位にフルパワーと同時に操縦桿を手前に眼一杯引きます。

5、ストールウォーニングがスムースに鳴り響くのが良いと言われています。

6、後はウィンドシールドの外の地平線や水平線でバンク角やピッチを調整。
(この時、ピッチはラダーです)

ここセブでの飛行訓練は水平線が見渡せるので容易に訓練ができますね^^
(山岳地帯での低空飛行訓練での急旋回訓練では冷や汗ものでした008.gif

バンク角60度5度くらいがベストかな。

旋回中に計器を見たらダメ!

腕の良い教官でも毎回、納得がいくこの急旋回は出来ないでしょうね003.gif

調子にのって何回も続けると失速しますよ~

だから、この急旋回訓練で納得のいく結果を出せると超自己満足を得ることが出来るのです。
では、YoutubeにUpしたダメな例の急旋回ですが、
ご興味がありましたらビデオを見てください。
(最大何度ぐらい傾いているでしょうか?"G"も想像してみてはいかが?)
http://www.youtube.com/watch?v=AFRbyH7EVTQ


ちなみに下の写真のセスナ182は僕がNZで5年間お世話になった機体です。
急旋回訓練_f0210164_17112899.jpg

ZK-SAR に感謝です。
Hey Bro! I will stand down for next five years. Thanks!

By YA

by cebutop | 2010-08-23 16:46 | 飛行機 | Comments(2)  

Commented by M@調布 at 2010-08-24 13:28 x
はじめましてYAさん、
tesuさんに代わってブログ更新しているのですね。
さて、YouTubeの画像の機材は、RPC5003ではありませんが
別の機材(172)を導入したのでしょうか?
Commented by YA at 2010-08-24 15:34 x
M@調布さん
初めまして、早速のコメントありがとうございます。
はい、Tetsuさんはちょっとホリデー中に尽き私が代わりに書いています。 まだセブに来て間もないのですが、どうぞ宜しくお願いします。 また残念ながら、今回ご紹介したYoutubeの動画の機体はRPC-5003ではありません。

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