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ウェイクタービュランスその②

キャプテンおめでとう038.gif将来はキャビンアテンダントですかね!?016.gif

さて今日もお勉強をしましょう017.gif

前回の続きでウェイクタービュランスその②です。
今日はウェイクタービュランスの回避についてアップしたいと思います。

先行機のエンジンプラストや翼端から発生した渦流はウェイクタービュランスとして後続機に危険を及ぼす可能性があることは前回述べました。
この時、管制管が管制において後続機パイロットへ注意を促しています。
管制官は大型機のウェイクタービュランスの悪影響を受けると思われるあらゆる後続機に対し、先行機である大型機に関する情報を提供し、『CAUTION WAKE TURBULENCE』の用語を付け加えて管制を行っております。
しかしパイロットである限り警報あるなしにかかわらず自分でウェイクタービュランスを避けるために判断を下し、安全な飛行を取らなくてはいけません。


その①:大型機に続いて着陸する場合・・・先行機のフライトパス(この場合は降下角度)よりも高いパスを維持し、先行機の接地点を注目してその点を越えたところに接地する。

その②:間隔が2,500フィート以内の平行滑走路へ大型機に続いて着陸する場合・・・ウェイクタービュランスがこちらに流れてくることを考えて、①同様の着陸をする。

その③:交差する滑走路(CROSS RUNWAY)に大型機に続いて着陸する場合・・・大型機のパス(角度)の上方をクロスして着陸する。

その④:大型機の離陸に続いて着陸する場合・・・先行機の浮上地点を注目してその地点よりも十分手前に接地する。

その⑤:交差する滑走路から離陸する大型機に続いて着陸する場合・・・先行機が交差点を過ぎて浮揚した場合は進入を続け交差点よりも手前に接地する。先行機が交差点の手前で浮揚した場合はそのパスよりも下方を絶対に飛んではならない。交差点よりも十分手前に接地出来る見込みがなければゴーアラウンドするべきである。

その⑥:大型機に続いて離陸する場合・・・先行機の浮揚地点を注目しその点より手前で浮揚させ、先行機の渦流をクリアーするまでそのパスの上方を風上に向けて上昇する。大型機の後方、下方をクロスするような飛行は避けること。

その⑦:滑走路の途中からの離陸・・・近くの大型機の飛行、特に風上側の大型機に注意して、後方下方をクロスするようなヘディングを避ける。

その⑧:大型機がタッチアンドゴー、ローアプローチ、ゴーアラウンドなどをしている場合の離着 陸・・・特に45°方向からの弱いテイルウィンドが吹いている場合には危険なので少なくとも2分以上の間隔をとって離着陸をする。

その⑨:VFRでエンルートを航行している場合・・・大型機を視認したならばその後方下方を避けるべきである。同コースの場合には風上側に避けることが望ましい。

マクタン国際空港は大型機がメインの空港なので特にウェイクタービュランスには注意をしなければなりません。
パイロットは様々なシチュエーションを想定し、常にあらゆることに気を配っていなければなりませんね。
ENJOY FLIGHT!!
それではまた001.gifGOOD DAY049.gif

by cebutop | 2011-04-06 16:57 | 勉強部屋 | Comments(3)  

Commented by ATR72-500 at 2011-04-06 18:04 x
セブでの管制官はあまりWTに配慮をしてくれません。特に大型機がフルレングスで離陸した直後LIMAから離陸する小型機を何度か見たことがありますが、許可を出す管制官も、それに従うパイロットも何を考えているのでしょうか?
大型機の離陸直後のインターセクションテイクオフは非常に危険です。
たとえばすでにLIMAでHOLDしていて次の着陸機に配慮して離陸する光景を見たことがありますが、その場合私なら Request cross R/W 04 make 180 and holo JULIET due to WT といいます、安全でないATCには従うことはありません。
Commented by YA at 2011-04-07 12:53 x
ATRさんの仰るとおりだと思います。
確かに、この間、セブでFar East のA氏が、離陸直後にWTに巻き込まれたそうです。相当怖かったみたいですよ。 本当に大事に至らなくて良かったです。本当に彼はラッキーだったと思います。

冬の静かな寒~い夜、(T↓D↑)ファイナルで小型機の出したWTにもビックリしましたが、大型機のWTだったらどんなに恐ろしいことか。
シェークされて地面に叩きつけられるなんて、死んでもイヤですので、WTには十分気をつけたいと思います。
Commented by cebutop at 2011-04-07 16:36
自分もセブでWTに巻き込まれたことがあります。04のLIMAからのテイクオフ時はエアバスや747の浮揚地点にちょうどかぶりやすく危険ですね。いくら管制官から指示がきても最終責任は機長にあるので、十分に危険回避をする必要がありますね。
TETSU

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